妊娠中の不調はカイロプラクティック・整体がおすすめ!

 

妊娠中や産後は身体に大きな変化が起こっており、不調を抱えることがあります。
特に骨盤周りに大きな負担がかかる妊娠中から産後にかけてはカイロプラクティック・整体での施術が有効です。

 

この記事では妊娠中にカイロプラクティックを受けるメリットや通う際の注意点をご紹介します。

 

妊娠中・産後の骨盤ケアが必要な理由

妊娠中は出産のために関節を柔らかくする「リラキシン」というホルモンが分泌されます。
リラキシンにより骨盤が開きやすくし産道を赤ちゃんが通れるようにするため、骨盤の位置がわずかに変わり、身体全体が歪みやすくなります。

 

リラキシンにより骨盤が緩みやすく歪みやすくなる一方で、リラキシンが分泌されている間は骨盤を正しい位置に戻しやすい時期でもありますので、妊娠中、産後はカイロプラクティック効果が出やすい時期であるとも言えます。

 

妊娠中・産後で施術を受けられる時期は?

 

妊娠中は一般的に安定期から臨月に入るまで施術可能

カイロプラクティックでは一般的に妊娠4ヶ月頃の安定期に入った頃から臨月に入る前の妊娠9ヶ月までの間施術が可能です。
体調に合わせて通う時期を決めると良いでしょう。

 

産後は2ヶ月目から通い始めるのがおすすめ

出産後すぐに骨盤矯正をして体型を元に戻したい、という方もいらっしゃいますが、出産直後は骨盤矯正や運動は少し我慢しましょう。
産後6～8週間の産褥期は育児以外は体を休めることに専念することが大切です。

 

1カ月程度は激しい運動は避け、1ヶ月検診で問題ないと医師から許可が下りてから骨盤矯正を受けると安心です。

 

妊婦さんがカイロプラクティックを受けるメリット

妊婦さんがカイロプラクティックを受けるメリットには骨盤の歪みを矯正する効果、つわり軽減効果、ストレス緩和、出産時の体の負担を軽減できる効果が期待できます。

 

骨盤の歪みを矯正することができる

妊娠中、産後は骨盤が歪みやすい時期。
特に産後に緩んだ骨盤がそのままになってしまい、身体に不調をもたらす場合もあります。

 

骨盤が歪んでいると内蔵の位置が下がって内臓の機能が低下したり、血行不良になりむくみや冷え、下半身太りの原因となったりとデメリットが多くあります。

 

骨盤矯正を行い、骨盤の緩みを正すことで不調改善に効果が期待できます。

 

つわりが軽減できる可能性が期待できる

ひどいつわりに悩まされている妊婦さんは少なくありません。
つわりの原因やメカニズムはまだわかっておらず、明確な改善方法もあまり分かっていません。

 

しかし、カイロプラクティックで体のコリや筋肉の緊張をほぐすことで妊娠中の不調を改善できることがあります。

 

コリがほぐれて血行が良くなると冷えやむくみの改善につながり、つわりの軽減が期待できます。

 

ストレス緩和にも効果的

妊娠中は自分とお腹の赤ちゃんの体調への心配やホルモンバランスの乱れなどからストレスを感じやすく精神的に不安定になりがちです。

 

カイロプラクティックでは自律神経を整える効果もありますので、ストレスが緩和される効果があります。
腰痛など身体の痛みを取り除くだけでも精神的な不安が軽減できる可能性があります。

 

出産時の体への負担が軽減できる可能性がある

妊娠中に体調を整えておくことで出産時の負担が軽くなると言われています。

妊娠中は腰に負担がかかり、腰痛を起こす方が多くいます。

 

妊娠中も体に負担をかけない姿勢で過ごすことができれば、良い身体のコンディションでの出産が期待できます。

 

産後ママがカイロプラクティックを受けるメリット

産後にカイロプラクティックを受けるメリットには腰痛改善効果、尿漏れ・便秘改善効果、体型戻し効果が期待できます。

 

腰痛改善に効果が期待できる

妊娠中は赤ちゃんを支えているため、ママの腰には大きな負担がかかります。
そのため、産後に慢性的な腰痛に悩まされる方が多くいます。

 

腰痛は産後の抱っこなど、腰に負担がかかる姿勢を続けることでなかなか改善できなくなってしまいます。

カイロプラクティックの骨盤矯正には負担がかかっている筋肉をほぐし、腰に負担が掛かる状態を改善する効果があります。

 

尿漏れ・便秘の改善に効果が期待できる

妊娠中から産後にかけて骨盤が緩んだことにより尿漏れに悩まされる方も多くいます。
骨盤が緩み骨盤周りのインナーマッスルが上手く働かずに衰えてしまい、改善が難しくなってしまうのです。

 

カイロプラクティックで骨盤を正しく矯正することで、インナーマッスルがしっかりと動くようになり、筋力が鍛えられて尿漏れ改善に効果が期待できます。

 

体型崩れを元に戻す効果がある

産後太りで悩まされるママも多くいらっしゃいます。
妊娠中は赤ちゃんを支えるために反り腰と呼ばれる姿勢になりやすい時期です。

 

反り腰はぽっこりお腹や垂れ尻の原因となり、体型崩れに繋がるおそれがあります。

早めに反り腰を改善しておけば下半身の体型崩れを改善する効果が期待できます。

 

妊娠中にカイロプラクティックに通う際の注意点

 

医師の許可を得て通う

カイロプラクティックに通う前に産婦人科の担当医に相談が必要です。
自分では体調が良いと感じていても、医師の判断を仰ぐことが大切です。

 

体調を医師にみてもらい、施術を受けても問題ない状態か確認しておくようにしましょう。

 

体調がすぐれない時はお休みする

今日はあまり体調が良くないな、と思った日は施術はお休みすることが大切です。

 

予約を取ったからと無理して行くことはありません。
いつもと違うなと感じたらカイロプラクティックは控えて家で安静に過ごしましょう。

 

また、施術の途中でめまい、つわり、その他気分が悪くなったらすぐに担当スタッフに伝えましょう。
施術を中止したり、体勢や方法を変えるなどの対応をしてもらいましょう。

 

施術当日でも、施術中でも、「何か変だな」と感じたら中止することが大切です。

 

妊娠中、産後はカイロプラクティックで骨盤周りを整えると良い

妊娠中は腰に負担がかかりやすく、ホルモンの影響で骨盤が緩みやすいため、妊娠中の肩こりや腰痛だけでなく産後のさまざまな不調につながる可能性があります。

 

カイロプラクティックで骨盤矯正を行う事で腰回りの凝り固まった筋肉がほぐれ、筋肉が正しく働くことによって不調を改善する効果が期待できます。

 

妊娠中に施術を受ける際に心配なことがあったら医師はもちろんのこと、カイロプラクティック院の担当スタッフに相談しながら行うと安心です。